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硝酸銅(II) | |
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IUPAC名 二硝酸銅(II) [external_link_head] | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | updating |
RTECS番号 | GL7875000 |
特性 | |
化学式 | Cu(NO3)2 |
モル質量 | 187.57 g/mol, 241.60 (Cu(NO3)2.3H2O), 232.59 (Cu(NO3)2.2.5H2O |
外観 | blue crystals |
密度 | 2.32 g/cm3 (anhydrous) |
融点 | 114.5 °C (三水和物) |
沸点 | 170 °C (分解) [external_link offset=1] |
水への溶解度 | 138 g/100 mL (0 °C) 三水和物 |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | Cu(NO3)2.3H2O |
主な危険性 | Toxic, irritant |
NFPA 704 |
2 |
Rフレーズ | R22 R36/37/38 R48/20/21/22 R66 |
関連する物質 | |
関連物質 | CuSO4, 硫酸銅(II) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
硝酸銅(II)(しょうさんどう(II)、Copper(II) nitrate)は、化学式がCu(NO3)2の無機化合物である。単に硝酸銅といえばこの硝酸銅(II)を指す。無水物の外見は青色の結晶。水和物も青色で、学校などでダニエル電池の演示実験に用いられる。
構造と性質[編集]
無水物と水和物の違いは結晶水の効果によって説明される。
無水物[編集]
鮮やかな青色の揮発性の固体で、真空中では昇華する。気相ではCu中心が4個の酸素原子に囲まれた平面四角形構造をとり、凝縮させるとポリマー化する[1]。
水和物[編集]
Cu(NO3)2(H2O)2.5はCu中心が水と硝酸イオンに囲まれた正八面体構造をとる[1]。この水和物は約170℃で酸化銅(II)と二酸化窒素と酸素に分解する。
[external_link offset=2]合成と反応[編集]
Cu(NO3)2は金属銅を四酸化二窒素で処理することによって得られる[3]。
水和物は無水物の加水分解か、金属銅を硝酸銀水溶液または希硝酸で処理することによって得られる。
硝酸銅を熱することによって発生した気体を水に通すことによって硝酸が生成する。これはオストワルト法の最終段階に似ている。
脚注[編集]
- ^ a b Wells, A.F. Structural Inorganic Chemistry, Oxford: Clarendon Press (1984). ISBN updating.
- ^ Greenwood, Norman N.; Earnshaw, Alan (1997). Chemistry of the Elements (英語) (2nd ed.). Butterworth-Heinemann(英語版). ISBN updating。 不明な引数
|name-list-format=
が空白で指定されています。 (説明) - ^ Jolly, W. L. "The Synthesis and Characterization of Inorganic Compounds" Prentice Hall, London, 1970
外部リンク[編集]
- National Pollutant Inventory - Copper and compounds fact sheet
- ICSC Copper and compounds fact sheet
銅の化合物 | |
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二元化合物 |
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三元化合物 |
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四元・五元化合物 |
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